高砂建築事務所


2022/09/10 20220910_中秋の名月

海南にある和歌山マリーナシティに行きました。久しぶりです。15時ごろ到着し、駐車場に車を入れるのに30分ぐらい列び、黒潮市場で腹ごしらえをして、釣り公園で糸を垂らしてました。16時半ごろに行ったのですが、500メートルある堤防には、3メートルごとに人がいて、ほぼ満席の大盛況です。21時ごろまでいて、成果はアナゴとカサゴの2匹、写真を撮ってリリースし、満月を楽しみながら帰りました。多くの釣り人は動く様子がなく、翌朝まで、タチウオを狙うようです。     

2022/09/06 ぐるっと香川

2泊3日で、坂出と丸亀、高松、屋島、引田を車でまわりました。大学生の時にみた建築と、新しくできた建築をみることと、大学の後輩3人に会うのが目的です。建築について簡単にコメントすると、坂出の東山魁夷せとうち美術館は、進化したバルセロナ・パヴィリオンで、人工土地は素晴らしい大高さんの提案は今も生きています。五色台の瀬戸内海歴史民俗資料館は、地域性と場所性を巧みに取り込んだ建築で、香川県庁舎(東館)は近代以降の県庁舎では最も美しく、明快で力強い。できたばかりの屋島山上交流拠点施設やしまーるは、どうかなぁという感じで、隣のれいがん茶屋は気持ちがよく、みごとな再生だと思いました。やはり建築は水平と垂直の方が落ちつきます。     

2022/04/10 ちょっと休憩

3月20日に和歌山大学で最終講義をして、25日に最後の卒業生を送り出し、31日に退官しました。大学から持って帰ってきた荷物を、少しずつ片付けながら、次の準備をはじめています。4月7日に会議のため東京へ行き、GAギャラリーで住宅プロジェクト2022をみて、ちょっと山口さんにご挨拶と思ったら、二川さんとも話しができ、取材のことや鈴木恂さんの話しが聞けました。
8日は東京都現代美術館で吉阪先生の展示をみて、改めて建築に向かう力をもらいました。そこでもたまたま竹原義二さんに会い、吉阪先生を介した縁を感じました。吉阪先生はB4の時に大学で講演をされ(たぶん亡くなる前年)、会釈ぐらいの挨拶をした記憶があります。
    

2022/03/12 20220320_最終講義

3月末に和歌山大学を退官します。来年度は非常勤講師で授業をしますが、けじめとして最終講義をすることにしました。当初は3月5日(土曜日)のつもりでしたが、和歌山県のまん延防止重点措置区域が6日まで延期されたので、3月20日(日曜日)になりました。設計をはじめて40年、その都度、考えていたことを話すつもりです。参加者は、主にゼミの卒業生と考えてますが、このブログが目にとまり、来ていただけるのであれば歓迎です。ただ出来れば、行くよと伝えてもらえると、心づもりができます。     

2020/04/20 瀧光夫の仕事

瀧先生の建築展「建築家 瀧光夫の仕事 緑と建築の対話を求めて」が、3月23日から6月6日まで、京都工芸繊維大学美術工芸資料館で行われています。2016年に亡くなり、翌年に図面やスケッチなどを京都工芸繊維大学の松隈先生に預け、笠原先生と学生たちが整理をして、この建築展を開いていただきました。4月25日には60周年記念館で、木原さんと宮城さん、松隈先生の司会でシンポジウムも予定していたのですが、新型コロナの緊急事態宣言で、休館と中止になりました。よし、行ってやろうという時には、資料館のホームページを確認してからお出掛けください。また、瀧先生の著書「建築と緑」の改訂カラー版(2008)が、何冊か残っています。定価3,080円を2,200円(送料込)でお分けします。詳しくはメールで。