合理性と機能性だけではつくれない、
自由で長く行き続ける建築をつくりたいと、私たちは考えています。
その中で大切にしていることは、人と自然、そして建築との関係です。
それらの関係を明確にすると、ゆとりのない退屈な建築になってしまいます。
そこで、使うのに必要な機能を入れ、さらに余白をつくります。
その余白が、それぞれをつなぐ間合いとなり、新たな発見や刺激を生み出すきっかけとなります。
そして、シンプルな形の中に、木や土などの自然素材を用いることで、
人と自然、そして建築をより身近に感じることができるようになります。